Google スプレッドシートにはChatGPTと連携する「GPT関数」があります。

GPT関数とは?

GPT関数は、Google スプレッドシート上でChatGPTの能力を活用できる関数です。具体的には、以下のことができます。

  • テキスト生成: 指定したプロンプトに基づいて、ChatGPTに文章やリスト、コードなどを生成させることができます。
  • データ分析: スプレッドシート内のデータについてChatGPTに質問し、要約や洞察を得ることができます。
  • 数式の説明: スプレッドシートに入力されている数式の意味をChatGPTに説明してもらうことができます。
  • 数式の提案: 実現したい処理内容をChatGPTに伝え、適切な数式を提案してもらうことができます。

GPT関数の使い方

GPT関数は、=GPT()のように記述します。括弧内には、ChatGPTへのプロンプトや、参照するセル範囲などを指定します。

例:

  • =GPT("日本の首都は?")
    • ChatGPTに「日本の首都は?」と質問し、回答をセルに表示します。
  • =GPT("A1:B10のデータを要約して")
    • A1からB10の範囲のデータをChatGPTに要約させ、セルに表示します。
  • =GPT("C1の数式は何をしているの?")
    • C1セルに入力されている数式の意味をChatGPTに説明させ、セルに表示します。
  • =GPT("D1の値を2倍にする数式を教えて")
    • D1の値を2倍にする数式をChatGPTに提案させ、セルに表示します。

GPT関数を使うための準備

GPT関数を使用するには、以下の準備が必要です。

  1. Google Workspace Marketplaceから「GPT for Sheets and Docs」アドオンを追加する。
  2. アドオンを有効にする。
  3. OpenAIのAPIキーを取得し、アドオンに設定する。

注意点

  • GPT関数は、ChatGPTの能力に依存するため、必ずしも正確な結果が得られるとは限りません。
  • APIキーの使用には料金が発生する場合があります。
  • 個人情報や機密情報を含むデータは入力しないようにしましょう。

まとめ

Google スプレッドシートのGPT関数は、ChatGPTの能力を活用して、様々なタスクを自動化できる便利な機能です。ぜひ活用してみてください。

参考資料

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